敦煌3日間へ行ってきました!

2021-03-09
北京旅行倶楽部 活動報告
2017年5月28日(日)~30日(火)
悠久なる砂漠の古城  敦煌3日間へ行ってきました!
今回は端午節の連休3日間を利用して、世界的に有名な敦煌へ行ってきました。
この時期はまだ北京からの直行便の運航がないため、往復とも西安経由便となりましたが、
その分、まだ観光客も少なくて、比較的ゆったりと観光を楽しむ事ができました。
世界遺産・莫高窟は、追加料金を支払って、特別窟も見学。
遥か3000年前から刻まれ続けた「砂漠の大画廊」の素晴らしい芸術を、
たっぷりじっくり見学する事が出来ました。
北京から西安経由で敦煌へ。
さすが世界的な観光地だけあって、西安までの便も、西安~敦煌便も、欧米からの観光客もいっぱいです。
到着日は夜遅い便だったので、
敦煌空港からホテルへ直行して、明日に備えます。
翌日は、朝8時に出発をして、漢の時代の長城の遺跡群の観光へ!
敦煌市街を抜けると、一気に砂漠の風景へ突入です。
漠々と広がるゴビ砂漠をひた走り、玉門関や漢長城を見学。
この、熱い熱い砂漠のど真ん中で、北方の異民族を防衛するために、
一時は2万人近い軍隊が駐留していたそうです。
「こんなところに駐在だって言われたら、嫌だよね・・・(笑)」などと冗談をいいつつ、
異民族との長い戦いの歴史についてのガイドさんの説明に耳を傾けました。
(標題の写真は、西域の軍事要塞だった玉門関。シルクロードを交易するキャラバンの重要な関所でもありました。)
昼食後は引き続き、観光を続け、
夕暮れ間近になったら、本日のメインイベント★いよいよ鳴沙山へ!!
敦煌の砂漠で、みんなでラクダに乗りました!!
前足から、ガクッと立ち上がる初めてのラクダに、最初はドキドキでしたが、
乗り慣れて来ると、のんびり歩くラクダの乗り心地が楽しく、全員、大はしゃぎ!
ラクダにも性格があるようで、のんびりマイペースだったり、ちょっぴりワガママだったり、
慌てんぼうで、砂のガケから危うく落ちそうになったり。。。。。
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                       砂場でみんなでハイチーズ~!
最終日は、ついについに、莫高窟です!!
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一般窟以外に、追加料金を支払って、特別窟も観光することが出来ました。
敦煌研究の専門員の劉さんの分かりやすい解説を聞きながら、
1000年以上前から描かれ続けた砂漠の大芸術を、しっかりと堪能できました。
宋の時代や清の時代に修復された窟もありますが、衝撃的だったのは、
2000年近く、一度も修復をしていないのに
こんなにも美しく色鮮やかな石窟が現存していて、それを、目の当たりにできた事です。
石窟内は完全に撮影が禁止なので、皆さん、心に焼き付けるしか出来ませんでしたが、
あの迫力、あの素晴らしさは、やっぱり現地で見て初めての感動でした。
さすがは、莫高窟!! 中国が世界に誇る「世界遺産」です!!
マンションの入り口の扉のような鍵がかかっている、とか、保存状態が悪くて色あせてしまっている、とか、
いろいろなブログ等でも書かれてしまっていますが・・・・。
やはり、これを見なくして、中国の石窟は語れない!!さすがは「キングオブ世界遺産」、莫高窟!!
復路は連休の最終日のため大幅なディレイがありましたが、楽しい思い出を胸に、帰路に着く事が出来ました。