6月18日（水）「食の安全セミナー」を開催しました。

6月18日(水)10:00～11:30、VISTAクリニック（北京市朝陽区光華路1号北京嘉里中心F3）にて、北京日本倶楽部主催の生活安全サポートセミナーの一環の「食の安全セミナー」を開催しましたので報告します。

当日は16名の皆さんにご参加頂き、第一部で木道淳一氏(在中国日本大使館経济部二等書記官/食品安全担当)から[中国で安全な食生活を送るためのポイント」と題して、第二部で劉健卉医師(VISTAクリニック医学博士小児科修士/耳鼻咽喉科博士)から「子供の食物アレルギ-について」（通訳：秋山陽子氏/生活環境委員会副委員長）と題してご講演頂きました。講師のお二方とも詳細且つ端的に理路整然とお話しされ、且つ当日のパワーポイント発表資料を配布資料(カラー版)として参加者全員に配布して頂けておりましたので、内容をしっかり理解することが出来ました。

トータルで80分間お話し頂いた後の質疑応答の時間(10分間)では、参加者自身が今現在実際に抱えておられる具体的な疑問が寄せられ、講師のお二方から実戦に即した詳細な回答を頂きました。小さなお子様を抱えておられるお母さまからは「アレルゲンになり易い食物の投与時期」についての質問があり、劉医師から具体的なアドバイスを頂きました。私(重村)からは「野菜の残留農薬の洗い落とし方」について質問をさせて頂き、木道書記官から現在の農薬の成分/性質を含めてのアドバイスを頂きました。

セミナー終了後の11:30～12:00、VISTAクリニックの施設見学ツアーが行われ、各診療科外来診察室、薬局、海外渡航者健康診断室等に実際に立ち入って見学をさせて頂きました。案内役は当クリニック勤務医の劉金医師（中医、日本語堪能）にご担当頂きました。また、歯科外来見学時には、（重村と旧知の間柄の）黄玲医師（日本の東北大学歯学部で歯学博士号を取得、日本語堪能）から日本語で日本人患者の受診（歯科治療）の現状を説明して頂きました。（尚、VISTAクリニックはインフルエンザの予防接種が出来る施設です。）

最後に、今回もセミナー会場内に設営しました「お子様コーナー」は非常に有効に機能し、お母さまが連れて来られていた1歳の子供さんはトータル1時間半にも亘るセミナーの間、愚図ることなく楽しそうに遊んでくれていました。また、セミナー会場にはクリニックから提供頂いた豊富な種類の飲み物やお菓子があり、終始リラックスした雰囲気でセミナーは無事終了しました。