今から120年前、疾風怒濤の清代末期の混乱期。
北京では第二次アヘン戦争(アロー戦争)や「義和団の乱」など、激動の歴史が刻まれました。今回は、悲しき歴史を背負った円明園と、義和団の舞台となった「東交民巷」を歩いて観光します。
[庭園の中の庭園」(万園之園)と称えられた円明園は、中国の皇室庭園と宮殿デザインの最高傑作として広く認識されています。円明園は清・康熙帝の時代の1706年、雍親王(後の雍正帝)の離宮としてイタリア宣教師カスティリオーネによって設計されました。ベルサイユ宮殿を範としたバロック様式で、中国初の噴水を備えた西洋式庭園でした。
そんな円明園に悲劇が訪れたのが、第二次アヘン戦争(アロー戦争)でした。フランス軍は戦利品として、円明園に中国建築の粋を集めた200の建物に所蔵されていた彫刻、磁器、翡翠、絹のローブ、精巧な織物、金の品など、多くの精巧な芸術品を持ち去りました。ユネスコによれば、現在世界中の 47の博物館に所蔵されています。その後、イギリス軍によって徹底した破壊を受けました。3日3晩燃え続けたと言われています。
西太后によって修復された頤和園とは違い、円明園はそのまま荒廃した状態が続きます。1984年になってようやく遺跡公園として修復・保全が開始され、現在の形に至っています。
ここには他の観光地にはない独特の美しさがあります。
それは、血と火の洗礼を受けた廃墟から生じた悲劇の美です。
そして、義和団の舞台となり、歴史を記録した街「東交民巷」。
東交民巷は天安門広場の東側から崇文門にかけての一帯で、清朝末期には諸外国の在外公館が立ち並んでいたエリアです。
現在は北京中心部にありながら喧噪からは遠く、官の建物やキリスト協会などが天安門広場まで一直線で続きます。当時を偲ばせる西洋建築や旧大使館の建物が今も残り、清代末期の歴史を物語っています。ここでは、百年の時を超えて佇む洋館の物語に耳を傾けながら、歴史の重みを感じていただけます。また、古めかしい雰囲気が写真愛好者に人気で、結婚記念写真を撮影するカップルの姿もよく見えますよ。
○催行日:2025年5月17日(土)
○ご旅行先:北京市内
○最少催行人員:8名様
○添乗員:参加者10名様以上から同行いたします。
○お申込締切: 5月7日(水)
○催行可否のご連絡:5月7日(水)迄
※最少催行人員に達し次第ご案内いたします。
○ご参加者向け最終案内のご連絡:5月9日(金)
○お支払:5月9日(金)~5月11日(日)
○電子契約書送付・締結:出発迄
○ご旅行代金
北京日本倶楽部会員価格:
大人(身長120センチ以上)1名様:950元
子供(身長120センチ未満)1名様:920元
3歳未満のお子様無料です。
非会員価格:
上記代金にプラス300元でご参加いただけます。
★旅行代金に含まれるもの
バス代、日本語ガイド代、観光入場料、お食事代(昼食1回)、添乗員同行費用(10名以上の場合)、国内旅行傷害保険
★旅行代金に含まれないもの
集合場所までの交通費、ご旅行中の飲み物代、ご旅行中の個人的な支出
【取消料規定】
催行確定通知後からご出発日の7日前(5/10)15:00旅行代金の50%
ご出発の7日前(5/10)15:01~ご出発の前々日(5/15)15:00旅行代金の75%
ご出発前々日(5/15)15:01以降旅行代金の100%
※催行中止の場合は上記費用は発生致しません。
※催行が決定した場合、お申込みをいただいたお客様から順次、手配をさせていただきます。
〇お申し込みはこちらへ
行程のご案内:
2025年5月17日(土)
08:30 光明飯店出発
08:50 長富宮飯店出発
09:50~11:20 円明園観光
12:00~13:00 昼食
14:00~15:30 東交民巷の観光
16:00 長富宮飯店着
16:30 光明飯店到着
お疲れ様でした!
※天候や交通事情によって観光内容が変更となる場合がございます。
※上記は仮のご案内です。当日までに変更となる場合がございます。
※詳しい集合場所・集合時間・当日の観光日程につきましては、最終のご案内にてお知らせ致します。
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