◆共催:国際交流基金・北京日本文化センター 在中国日本国大使館 北京日本倶楽部
◆開催日時:3月29日(土)14:00~16:00(13:30開場)
◆会場:日本大使館・多目的ホール
◆参加対象:北京日本倶楽部会員と大使館からの一般公募 ※小学生以上、未就学児不可
◆参加費:無料
◆使用言語:日中二カ国語(逐次通訳あり)
◆参加人数:113名
◆ゲスト:呉彤氏/宮田まゆみ氏
春爛漫の3月29日午後、桜の花びらが舞い散る日本大使館の多目的ホールに、期待に胸を膨らませる113名の観客が集いました。その目的は、「時空を超えて音を紡ぐー古典楽器・笙が繋ぐ日中文化交流」と題したイベントのゲスト、呉彤氏と宮田まゆみ氏。呉彤氏は、二度のグラミー賞に輝く中国を代表するアーティストで、宮田まゆみ氏は紫綬褒章や数多くの栄誉を受章した日本を代表する笙の演奏家。この夢のような日中のレジェンドの共演です。千年以上も前に、中国から日本に伝わった古典楽器の笙。その名前は聞いたことがあっても、笙がどんな音を奏でるのか、初めて聞く人がほとんどでした。
イベントは、中国のレインボー笙楽団の子供たちと二人のゲストによる“茉莉花”の合奏で幕を開け、ゲストの対談と独奏から、ゲストお二人による“越天楽”と“陽関”の合奏まで、非常に充実した内容で、あっという間の二時間でした。日中最高峰のお二人による笙の演奏は本当に素晴らしく、参加者にとって忘れ得ぬ一日となりました。
この古典楽器・笙の素晴らしい演奏を聴くことができたのは、中国にも日本にも、長きにわたって笙を継承してきた、多くの作り手や演奏家の存在があり、呉彤氏と宮田まゆみ氏が、中国と日本、それぞれの地で、笙の伝統を受け継ぎ、今日に体現し、未来への後継を育成してこられたからこそです。それを考えると、本当に夢のような体験でした。
我々、北京日本倶楽部・文化交流委員会も、現代に生きる文化の継承者の一人として、今後もこうした日中文化交流イベントの開催に取り組んでいきたいと思います。