2026年日中友好植樹会第1回開催報告

■イベント名:日中友好植樹会2026
■開 催 日: 2026年5月16日(土) 6時10分~20時45分
■共 催: 中日交流論壇・北京和僑会・日中未来ラボ・北京日本倶楽部
■場 所: 河北省張家口市張北県饅頭営郷(墨子学会青年研究会植樹基地)
■当日スケジュール:
06:00 第一集合地点 集合(北京発展大廈)
06:10 発展大廈出発~第二集合地点へ
06:30 第二集合地点到着(地下鉄西土城駅B東北出口前)
06:50 第二集合地点出発~張家口へ
06:50~10:30 植樹基地へ向けバスで移動、車内交流(途中PA休憩)
10:30~12:25 植樹基地にて植物や植樹の説明講習
全員で100本の植樹活動、剪定作業、ゴミ拾い活動
12:30~14:40 昼食交流会
14:40~14:45 張北植樹基地へ移動(途中貯水池見学)
14:45~15:50 一人一本の植樹活動
15:50~19:50 北京へ向けバスで移動、車内交流(途中PA休憩)
19:50 第一到着地点(地下鉄西二旗駅付近)に到着、解散
20:00 第二到着地点(地下鉄西二旗近辺)に到着、解散
20:15 第三到着地点(地下鉄西土城駅付近)に到着、解散
20:45 第四到着地点(北京発展大廈)に到着、解散
■参 加 者: 日本側17人 中国側18人 中方主催者3人 合 計 38人

この日中友好植樹会は2022年に日中国交正常化50周年を記念して初回開催。続いて日中平和友好条約締結45周年を記念して2回目が開催された後、今回で第8回目の開催を迎えました。昨年の第1弾としては、日中双方の学生交流を目的とした「学生デー」として5月25日に実施し、11月には社会人優先参加の「社会人デー」を開催しました。今年はより多くの方に参加の機会を設けたく、学生も社会人も混合開催としました。
参加者募集は、五一休暇前に開始して以来応募状況は順調で、誰一人お断りすることなく希望者全員がご参加いただけ、当日は一人のキャンセルもなく日本側は17名、中国側21名の参加での開催となりました。

この植樹活動を推進してきたのは、墨子学会青年研究会の「徳立墨芳緑化団」で、2012年から始めたこの緑化活動は、今回で第490団(累計490回目)となりました。
当日は6:15北京発展大廈集合でしたが集まりが非常に良く、6時すぎの時点でほぼ出揃っており定刻より5分ほど早めの出発が出来ました。バスは20分ほど走り次の集合場所である地下鉄西土城駅に移動し、現地集合メンバーを乗せ北京を出発。ここで中方主催者の廖会長が運転を交代されて出発。そして張副団長のアナウンスで快調に走りだしました。道中、全員の自己紹介タイムや歌を歌ったりするなどの車中交流会やパーキングエリアへの立ち寄り休憩などもあり、約3時間半をかけ目的地である河北省張家口市北部にある植樹基地へ到着。現地は標高1500mほど、北京より気温が5~10℃低いとのことなので寒さを心配されましたが、風は強かったものの気温は18度ほどでさほど寒くもなく、むしろ体を動かす為暑くなく活動しやすい環境でした。そして、一番の心配どころであった雨予報も何とか一日持ちこたえ、帰る時まで雨に遭わなかったのは幸いでした。

午前中は、植樹にまつわる樹木の種別に関する説明、育て方や剪定のポイントなどの講習会を経て、既に掘られた穴に全員で100本の植樹活動を行いました。苗木は1~2mほどの落葉松で植樹と同時に剪定作業も並行して行いました。一チーム6~7人ほどで複数のチームを組み、チームメンバーで協力しながら一日の作業を行うという方式で午前中は一人あたり2本半の木を植えました。既に掘られた穴の深さが深すぎた為ある程度深さを埋めるのに土を埋める作業を伴った為、これはこれで割と一苦労でしたが、チーム毎に助け合いながら順次植樹を行いました。植樹の仕上げは水やりです。スタッフの方がホースで水やりをしてくださいました。午前の部の締めくくりは全員でゴミ拾いをして終了しました。
お昼は近くのレストランに移動して昼食交流会。地元の美味しい料理の数々を囲んで全員でお酒を交え交流を図り楽しいひとときを過ごしました。今回はオペラ歌手並みの歌声を披露してくださった中国側の参加者がいらっしゃりとても盛り上がりました。
午後は植樹基地に戻る前に新たにできた巨大な貯水池を見学、その大きさに圧倒されました。植樹基地に戻ったら再び植樹作業。午後の回はまっさらな状態からまずはシャベルを使って根が収まるだけの70~80㎝ほどの穴を掘るところからスタート。今回は珍しく午前中も植樹だったせいか手や腕がプルプルしつつある中での植樹でした。午後の苗木はとても大きく、ものによっては高さ2~3mを超える樟子松。皆さんで助け合いながら思い思いに植樹作業は進みました。植え終わると最後に給水車から伸びるホースで水やりをして完了。これらの寿命は約300年との事、これから大地に根を張ってすくすく育っていってほしいと願いを込めました。

植樹が終わると道具を片付けて、全員で集合写真を撮った後順次バスへ乗り込み北京への帰途へつきました。一日持ちこたえた雨が降り始めたのはその瞬快でした。その後雨足は強まる一方でしたので、本当にタイミングが良かったと思います。道中車内では各チームリーダーと2人ずつの代表者が一日の感想を発表したり、歌を歌うなど様々な交流がありました。河北省から北京市に入る入境地点でパスポートチェックの為一時下車やパーキングエリア休憩などを経て19時50分北京の第一到着地点に到着後第一陣が解散。次にバスは第二到着地点へ移動し20時00分到着後解散し、第三到着地点を経て最終目的地である発展大廈に20時45分に到着し、今回の植樹会は滞りなく無事終了しました。
当日ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。今年の第2回目は9月~10月頃を予定しておりますので、初めての方も経験者の方も機会がございましたらご参加ください。
ご参考までに昨年の模様もご紹介いたしますのでご覧ください。
昨年5月開催の「学生デー」の模様はこちらです。
https://bjnihonjinkai.org/archives/37089
昨年11月開催の「社会人デー」の模様はこちらです。
https://bjnihonjinkai.org/archives/39072
参加者感想文
最後に、参加者の方から感想文を頂きましたので以下紹介します。
- 参加者:小川凛さん
念願だった日中友好植樹会に、初めて参加させていただきました。1年前私は内モンゴルを訪れ、ガイドさんから砂漠化が深刻な環境問題になっているという話を伺いました。それ以降、いつか緑化活動に参加したいと思っていたため、今回参加することができてとても嬉しかったです。
はじめは緊張していましたが、みなさん優しく声をかけてくださったおかげで、普段なかなか関わることのできない方々とお話しをしたり、日常の生活では学べない知識や考え方に触れることができました。
年齢や国籍の違う方々と協力しながら植樹活動を行い、環境問題をより身近に感じることができ、とても貴重な経験となりました。また、多くの方と交流する中で、私は日中友好の大切さを改めて感じました。そして、これからもこのような日中交流が続いてほしいと思いました。
私は将来日本と海外をつなぐ架け橋となるような人になりたいと思っています。そのためにも、今後もこのような活動に積極的に参加し、自分の視野を広げていきたいと思います。
今回貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
以上
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