デジタル技術でよみがえる端門デジタル館見学会を開催しました

2023-03-21

2018年5月27日(日)、北京日本倶楽部は、故宮南側「端門脇に2016年にオープンした「端門デジタル館」の見学会を行いました。「故宮博物院端門デジタル館」は、故宮博物院が開設した展示施設で、同院の古建築と文物を対象に、高精細デジタルデータと綿密な学術研究を融合させ、歴史的かつ文化的な情報を、デジタル技術を駆使して公開する展示空間です。当日は、デジタル化を故宮博物院と共同で進めてきた凸版印刷様による案内のもと、展示物の閲覧を行いました。

当日は、36人の皆さん(スタッフ除く)が参加。

  1. 当日は、凸版印刷様がバーチャル世界で復元させた数種類ある映像の中で「養心殿」を大型スクリーンで観覧しました。養心殿は、紫禁城奥の乾清宮の西側に位置する、清王朝の最高権力の所在地でした。清王朝の皇帝10人が養心殿で暮らし、国政運営をしていたそうです。養心殿には、銅器・玉器・磁器・木の器・書画・古文書などの極めて高い価値を持つ文化財が1890点あり、その一部をVRやパッチタネルで実物が間近にあるような感覚で見ることができました。
  2. 端門デジタル館の資料を記念品としてお持ち帰り頂きました。
  3. 来場者からは、「いつも人混みの天安門付近を、少人数で見て回れたのは貴重な体験だった」や「VRが初めてで楽しかった」と言ったお子さんからの声も聴かれました。

炎天下の中、多くの方にご参加頂きまして誠にありがとうございました。
北京日本倶楽部では、これからも皆様の北京生活を楽しいものにしていくよう、様々な情報や機会を提供していきたいと思います。また、今後の北京生活において、一緒に活動していただける方も歓迎いたします。