光愛学校出張ボランティア授業2014年7月22日

2021-03-09

北京日本人会では日本人学校の先生方の社会貢献活動の一貫として、毎年7月に希望工程小学校や孤児院で出張授業を行っています。
今年は7月22日(火)に、北京郊外の「光愛学校」にて出張授業を行いました。その様子をご報告いたします。

<『光愛学校』について>
北京市順義区にある孤児院で、中国政府機関である「中国少年児童文化芸術基金会」と、もう1つの民間組織で運営している学校です。
現在、この学校に通う生徒の内訳は5歳~16歳の両親のいない孤児や、ハンディキャップでお手伝いが必要な子どもたち合計106名で、ボランティアの教職員16名の方々が子どもたちと一緒に寝泊りして、生活しています。
学校の運営は、中国政府からの援助と、多くの団体や企業からのボランティアや寄付により支えられています。

<北京日本人会・社会貢献委員会との関わり>
2013年秋まつりで、募金活動や光愛学校の子どもたちが描いた絵画の販売を行ない、合計15,223元のチャリティー基金や衣類等の寄付をし、支援を行ないました。
また、今年5月より、「給食支援活動」として、北京愛必思福国際貿易有限公司(アイピーエスフーズ)様より「鶏肉80キロ」を毎月提供していただいており、定期的な交流が続いております。

<今回の授業について>
日本人学校の先生方により、以下のような授業&活動をしていただきました。
どの教科も、子どもたちが楽しんで参加してくれ、一生懸命取り組んでくれましたので、大変有意義な時間となりました。

午前:音楽【未就学児:楽器の紹介、しあわせなら手をたたこう】
体育【小学3・4年生:集合ゲーム、棒でバランス遊び、など】
図工【小学5・6年生:カラフルな紙で小物入れとフタを作る】
図工【小学5・6年生:カラフルな紙で小物入れとフタを作る】
お昼:カレーをいっしょに作って、食べる

京倫飯店さま、野菜のご提供ご協力ありがとうございました。

IPSフーズさま、お肉の提供,、ご協力ありがとうございました。

ハウス食品さま、カレールーの提供とカレー作りの指導、ご協力ありがとうございました。

北京日本人会提供、会員のみなさま、ありがとうございました。

その後、しばらく外で子どもたちと交流
それぞれバスケットボールをしたり、なわとびをしたりして、楽しみました。

理科【小学3・4年生:紙トンボ、ブーメランを作って遊ぶ】      
体育【小学5・6年生:長なわとび、ダブルダッチ(2本の縄を使うなわとび)】

閉会式

<子どもたちの感想>
最後の「お別れ会」で子どもたちが発表してくれた感想を紹介します。

・小学4年生の男の子
「今日はとても楽しかったです。先生たちはとても親切でした。たくさんのことを学びました。ありがとうございました。」

・小学3年生の女の子
「先生、みなさん、ようこそ。とても楽しかったです。ありがとうございました。」

<社会貢献委員会の役割>
今回の出張授業に関して、社会貢献委員会のメンバーが事前の打ち合わせにも同行し、計画の段階からお手伝いさせていただきました。通訳ボランティアの募集、お米の購入やバスの手配なども行いました。また、社会貢献委員会で募集した通訳ボランティア6名も先生方のアシスタントとして活躍しました。

<企業・団体様からのご支援>
今回の出張授業でのお昼のカレー作りにご支援いただきました企業・団体の皆様は以下の通りです。
・好侍食品(中国)投資有限公司(ハウス食品)様 【カレールー】
・北京愛必思福国際貿易有限公司(アイピーエスフーズ)様 【鶏肉(しかも調理しやすいように切ったもの)】
・京倫飯店(日航ホテル)様 【ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ】
・北京日本人会 【米】
ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

<最後に>
日本人学校の先生方の綿密な準備と、ご協力いただいた通訳ボランティアの皆様、そして食品をご提供いただいた企業・団体の皆様のおかげで、大変有意義な一日となりました。子どもたちにも、印象深い日となったことと思います。
最後になりましたが、この場をお借りして、食品提供にご尽力いただいた、好侍食品(中国)投資有限公司(ハウス食品)の山岸大地様、北京愛必思福国際貿易有限公司(アイピーエスフーズ)の堀米良一様、京倫飯店(日航ホテル)の木佐貫満様に、心より感謝を申し上げます。
今後も光愛学校に対して定期的に続けていく「給食支援活動」にご賛同いただける企業様・団体様を募集しておりますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、北京日本人会社会貢献委員会までご連絡いただけますよう、お願い申し上げます。