中国通ジャーナリストが独自の視点で切る中国の実像・辰巳知二さんの講演会の御案内

2021-03-09

中国通ジャーナリストが独自の視点で切る中国の実像 辰巳知二さんの講演会御案内 

テーマ“80年代、90年代、そして21世紀の中国”

 

いつも北京日本倶楽部の活動に御協力いただき誠にありがとうございます。

本年度、新たに立ち上がった北京日本倶楽部としては、在北京の日本人・中国人の皆様に向けて、中国の社会・文化の様々な側面や日中交流の現状について知っていただくための講演会や交流会を精力的に実施したいと考えております。

今回は、共同通信社中国総局長であり、長きにわたり中国をウォッチしてこられた辰巳知二さんに「80年代、90年代、そして21世紀の中国」というテーマで講演をしていただくことになりました。

辰巳さんからは、「80年代から中国に関わりを持ってきた記者として、中国の何が変わり、何が変わっていないのか。感じていることをお話ししたいと思います。」との紹介をいただいています。

辰巳さんは日本で大学卒業後、1984年9月から86年1月まで中国人民大学に留学。84年10月の国慶節には建国35周年の軍事パレードを参観し、日本から招かれた3000人の青年とともに人民大会堂での大宴会に参加したそうです。日本青年の訪中は日中関係最良の時を象徴したと言われています。一方、日中が「最悪の関係」となったのが2012年の大規模反日デモ。当時、上海支局長として取材の陣頭指揮を執られました。日中関係のピークとボトムを経験した数少ない記者です。また、1997年から2000年までの1回目の北京特派員時代には、経済改革を断行した中国指導部が世界貿易機関(WTO)加盟に向け各国との交渉を活発化させた動きを取材。最大の関門といわれた米中によるWTO交渉が妥結し、中国は大きな転機を迎えました。WTO加盟の前と後の中国の変化についても話をしていただきます。

上記の話以外にも、長年の中国取材に裏付けされた興味深いお話を聞けるはずです。講演会は北京日本人会会員に留まらず、非会員のかたの参加も大歓迎です。皆様、ふるってご参加ください!

辰巳知二さん 略歴
1987年共同通信に入社。水戸支局、広島支局、仙台編集部を経て1995年本社外信部。97~2000年北京特派員。04~07年ワシントン特派員。10年~13年上海支局長。16年~中国総局長。著書に旧日本軍の毒ガス兵器問題を検証した「隠されてきた『ヒロシマ』-毒ガス島からの告発」(1993年、日本評論社)。「『世論』束ねた微博と自主報道-中国鉄道事故、『知る権利浸透』の声も」(2011年11月、新聞協会発行の新聞研究)など寄稿文・論文多数。

1.日時 2017年6月8日(木)
プログラム 18:00~19:30 辰巳知二さん講演会

2.場所 発展大廈 南棟(新館)4階会議室
(玄関左奥エレベーターを 御利用ください)

3.参加費 北京日本倶楽部会員 無料
非会員 50元(1名)

4.参加申し込み方法 『御氏名、連絡先御電話番号、メールアドレス』を事務局までご連絡ください。
電話番号 6527-2970 e-mail: jab@postbj.net

☆メールでお申し込みのかたには返信させていただきますので返信が届かないかたは電話でお問い合わせください。

☆   会場の都合で先着50名様とさせていただきますので、お早めにお申し込みください。

たくさんの皆様の御参加をお待ちさせていただきます。

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