光愛学校へのチャリティー基金寄贈2016年3月31

2021-03-09

例年通り、2015年9月19日(土)に北京日本人学校で行われた北京日本人会秋祭りで皆様からご支援頂いたチャリティー基金(総額:16,438.90元)とアダストリアホールディングス様(ブランド名:point)から段ボール4箱分とピアスマイル様から段ボール1箱分の寄付頂いた洋服を北京市郊外の「光愛学校」に2016年3月31日に寄贈してきました。チャリティー基金にご協力頂きました、皆様のご支援・ご協力に感謝申し上げます。

「光愛学校」とは、中国少年児童文化芸術基金会と民間組織で運営している児童養護施設です。5歳~16歳の両親のいない孤児や、ハンディキャップでお手伝いが必要な子供ら約80名と教職員16名が子供たちと寝食をともにして生活しています。当初、北京市郊外(順義区、北京首都国際空港をさらに北に行った辺り)に施設が設立されましたが、政府義務教育下の学校として認定されなかったため、2014年に本施設の創設者である石先生らの故郷である安徽省に政府義務教育下の学校を新たに設立しました。今は、小学生高学年ぐらいまでの子供たちは北京で勉強し、小学生高学年から中学生までの子供は進学のために北京から安徽省に移り学ぶことで子供たちの将来を支援しております。

当日は北京日本人会から3名で訪問し、川邊誠副会長兼社会貢献委員会委員長より秋祭りでのチャリティー基金(総額:16,438.90元)とアダストリアホールディングス様(ブランド名:point)から段ボール4箱分とピアスマイル様から段ボール1箱分寄付頂いた洋服を今回我々の訪問に対応して頂いた光愛学校の汪先生に手交いたしました。汪先生からも子供たちの写真や感謝のメッセージなどが入った寄付証明書を頂きました。

今回我々の訪問に対応して頂いた光愛学校の汪先生から、「皆様からのご支援に感謝いたします。2014年に安徽省に設立した学校でも約100名の子供たちが勉強しています。地方政府からの支援等も受けているものの、北京のように社会貢献に関心の高い企業や団体も少なく、北京から生活物資を安徽省に送っています。安徽省に設立された学校は、湖北省と安徽省の境にある金寨県に位置し、車で2時間ぐらい行くとA級観光景勝地の天堂寨があり、自然豊かな場所で子供たちは頑張っています。」と申されていました。また、北京愛必思福国際貿易有限公司(IPS FOODS)様から子供たちの食事のための鶏肉(82kg)を2014年以来毎月継続して寄贈頂いていることも非常に感謝しておりました。

我々北京日本人会の光愛学校の訪問も半年以上ぶりでしたが、新たにクレーコート化された校庭では子供たちが体育の授業でボール遊びを楽しんでいる姿を見かけ、子供たちが楽しく遊んでいる姿から我々も元気を頂きました。
北京日本人会社会貢献委員会では今後も光愛学校や希望工程小学校との相互交流などを継続していきたいと思います。特に、一方通行の社会貢献活動ではなく、北京在住の日本の方々、これらの活動に関心がある中国の方々、現在支援を必要とされる方々が、我々の活動を通じて個々人で何か学び経験することで、皆さまが活動に参加して良かったとハッピーな気持ちになれるような活動ができればと思います。

最後に、あらためて、秋祭り当日ご協力頂いた各出店者の皆様、募金にご協力頂いた皆様、ここに寄贈完了のご報告をさせて頂くとともに、ご協力に心より感謝申し上げます。

2016年も引き続き、皆様からのご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。