2017年3月25日(土) 日帰りのバス旅
天下第一の関 山海関へ行ってきました。
土曜日の朝7時の出発でしたが、今回は15名様のご参加をいただきました。
北京から約320キロ・秦皇島市から約10キロという、片道4時間以上の長旅でしたが、
渤海を臨む長城を楽しみました。
北京から約320キロという距離にある、「天下第一の関」 山海関。
西暦1300年代には当時最高の防衛施設だったという、海の長城です。
この山海関が東北と華北との「国境」であり、1622年には駐屯する守備隊は兵7万9千8百69人、
馬匹1万2千7百60頭の記録が残っているそうです。
明の時代末期には、ヌルハチ、ホンタジジ率いる満州・女真族のの侵入を阻止し、
守将であった呉三桂が清朝軍に投降するまでは不落の要塞でした。
山海関よりも西側を「関内」とし、 山海関より東側を「関東」と呼んでいたため、
このエリアは「関東州」と呼ばれていたそうです。
残念ながら8か国軍の侵攻で長城の老龍頭は壊されてしまったそうで、
今はわずかな石積みの部分が海に残るのみです。
北京ではなかなか見られない、久しぶりの海!!を見ながら、
皆さんで春の午後を楽しむ事が出来ました。
ご参加の皆様、お忙しい合間の休日に、長距離のバス移動にお付き合いいただきまして
ありがとうございました!!