文化講演会「中国ハンセン病元隔離村支援活動の20年」を開催しました

2022-09-27

9月22日(木)18:30~19:50、在中国日本大使館多目的ホールにて日本倶楽部会員、非会員の皆様26名が集まり、2002年から中国ハンセン病元隔離村で20年にわたり、支援活動を行ってきた、原田僚太郎氏をお招きし、支援活動を始めるきっかけ、組織の立ち上げからNPO法人の設立と現在の形に至るまでのお話を伺いました。

活動開始当初は、ハンセン病そのものの誤解を解くことから始まった草の根活動も、差別問題、資金調達、考え方の違いによる内部分裂などの問題を乗り越え、原田氏の葛藤がありながらも、“非営利活動法人”として大きく成長。情熱あふれる若者のボランティア集団だった“家JIA”という小さな団体が、海外のNPO団体からも認められる“組織”へと成長していく喜びと、その一方で感じる非営利団体の難しさなどを、一つ一つ言葉を選びながらお話しいただきました。


欧米や日本でのボランティア活動とは違い、中国では何のために行うのか理解されず、『利益になるわけでもないのに、泥棒よりも信頼できない』と心無い言葉を浴びることもあったそうです。
また、講演の最後では、ボランティア活動での理想と現実との乖離に苦しみながら、自分の存在意義がわからなくなっていった状況と、その後演出家の王夢凡さんと出会うことで、自分自身の開放、本来の自分を認めてあげることが、徐々にできるようになったことなどの興味深いお話をお伺いすることができました。

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