2022年9月10日 世界遺産「王家の谷」明の十三陵と 北京菜ランチ日帰りバスツアー
ご参加者 14名様
お天気の良い中秋節の初日は、
世界遺産「王家の谷」明の十三陵と北京菜ランチツアーに行ってきました。
世界遺産・明十三陵は、北京市の西北・市内中心部から約50kmに位置する、
八達嶺に連なる天寿山の南の麓にあります。
三方を山に囲まれ、現存する皇帝陵墓群では最大規模のものです。
明の時代の第3代皇帝・永楽帝から第7代皇帝を除いた、
第16代皇帝までの十三名の皇帝とその皇后達がが眠っています。
正門の大紅門を入ると、長陵まで7キロに及んで続く長い参道・神道があります。
神道の両側には、皇帝の死後も「すべては皇帝が支配する」という意味が込められた
神獣の石像がズラッと並んでいます。
明の時代には最も身近な動物だったラクダは、とってもかわいいです。
この石像から、明の時代の兵士がどのような服装だったかがわかります。
現在公開されているのは、第3代皇帝の永楽帝の陵墓である長陵と
第14代皇帝の万暦帝の陵墓の定陵の二つのみです。
十三の陵墓の大きさやその建築方法から、
それぞれの皇帝の背景や暮らしぶりがうかがえます。
今回は定陵と、唯一、発掘された定陵の地下宮殿を
ガイドの詳しい説明を聞きながら、じっくり観光しました。
昼食は、昌平区にある明の時代の貴族の館を改築した
大宅門で北京菜の昼食をお楽しみいただきました。
まだ残暑の残る日差しの中に。ちょっぴり秋を感じる土曜日でした。
ご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。
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