北京日本倶楽部会員の皆様
2022年度の北京日本倶楽部会長の杉田でございます。
北京日本倶楽部は、1989年に北京日本人会として発足し今年で33年になります。2016年以降は北京日本倶楽部として日本人コミュニティー基盤の維持、強化および日中の市民レベルでの交流拡大と、会員の皆様にとって、「楽しい」、「ためになる」、「頼りになる」組織を目指し、活動を行っています。
さて、ここ2年ほどは、コロナの影響により、中国内外の地域間移動や学校等での各種活動が思うようにできない日々が続いておりました。
その中、北京で生活している皆様が「いま北京市内で楽しめること」、「外部環境が整えば北京市外に行って楽しめそうなこと」、を日常の中で創り出す、またその実現のためにお手伝いをするのが我々北京日本俱楽部である、と考えています。
ようやく北京では、普段の日常を取り戻すことが出来るようになりつつありますが、今後も相応の制限が続いていくと見込まれる中で、一つ一つの企画やイベントによって、会員の皆さんの笑顔が増え、そしてそこから力が生まれ、北京での生活や今後の人生が少しでも豊かになることを、北京日本倶楽部としてお手伝いさせて頂きたいと思います。
ご存じの通り、今年は日中国交正常化50周年の特別な年でもあり、関連イベントも複数企画されています。9月に予定されている50周年記念事業においては、北京日本倶楽部も企画・運営に参画し、この特別な年でのイベントを、皆さんと一緒に是非とも素晴らしいものにしたいと思います。
また、日中国交正常化50周年を機に社会貢献活動にも力を入れていきます。北京日本倶楽部の社会貢献基金を有効に活用し、日中友好の持続的な発展に繋がる活動を具体的に企画・推進することを考えています。
ここでご紹介した各活動の実現・成功には、一人でも多くの方が北京日本倶楽部の会員になって一緒に活動に参加すること、そして在中国日本大使館、中国日本商会の支援を仰ぎながら、北京日本人学校等と緊密に連携し、市民レベルでも日中間の交流をさらに進展させていくことが不可欠です。
本年度も、副会長、各委員会の委員長、事務局長、理事等の役員メンバーとともに、これまでのレガシーを継承しつつ、そこに新たな発想を加え、絶えることなく挑戦を続けて行きたいと思います。アイデアのある方、得意分野をお持ちの方は、気軽に北京日本倶楽部のドアをノックして下さい。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。
北京日本倶楽部会長 杉田 充(すぎた みつる)