2022年7月10日(日)朝の雨模様から一転してゴルフ日和となった週末の午後,北京郷村ゴルフ倶楽部(F,D)にてラウンドレッスン会を開催いたしました。
当日はゴルフ大好き会員の皆さま7名(2組)が集い、草の上での練習にいそしみました。
(Fコース1番ホールにて撮影)
コーチの髙橋さんにはラウンド前のパット練習のあと,2組にそれぞれ9ホールずつレッスンについていただき,打ち方の見本や実際の妙技を見せていただきながら指導を受けました。
参加者の皆さんからは,
・レッスンに参加するようになってから自分の成長も感じられています。今後もレッスンに参加させて頂きたいと思います。
・初めての中国ゴルフとても楽しかったですし、勉強になりました!私も練習に励みます!
・皆さんのお陰で楽しくラウンド出来ましたが、課題も沢山見つかりましたので、練習に励みます。
・お陰様で有意義な一日となりました。お礼申し上げます。
・コーチからひとりずつ指導を受けながら,かつ皆さんと楽しくラウンドができて最高でした!
など,ご感想や心意気をお聞かせいただだきました。
【コーチよりラウンド後のアドバイス】
普段の練習場やインドアでのレッスンは、球を打つために必要な動作やスイングなど、基礎的なこと、スイング修正を目的としています。
練習場で取得することには限界があり、いくら球がまっすぐ打てるようになったり、スイングが綺麗になっても、スコアーは劇的には良くなりません。(よく言われる練習場シングル)なので、目標に対してどのようにボールをショットしたら良いのか、アプローチやパターでどのように寄せて行くのか、足場の悪いライ(ボールの置かれた状況)でいかにバランスを整えながら打つかなど、さまざまなシチェーションの中で最適解を学ぶのが本来のラウンドレッスンの目的となります。
実際のコースではコース状況、天気、風、など自然要素の多く作用されるため、自分だけで最適解を導き出すのは難しいことです。
そこで、経験豊富なレッスンプロ、上級者とラウンドを共にすることにより、間近で実践的なプレーを見ることはもちろん、その場で応用的な技術や考え及びマナー、ルールを教えてもらう事ができます。
今回、7名の方々と一緒にラウンドしてみて気がついたところを表記いたしますので、これからのラウンドにお役立てください。
各自のコースに出てからの注意点ですが、
1)Aさん
クラブの振り抜きを考えてください。ヒッティングの方に意識が入っていて、フォロースルーが小さくなっています。
グリップ位置を胸の正面から外さないように気をつけましょう。
パターですが、これもヒットが強いので、20cmから30cm先にスパットを見つけてそこにヘッドを低く押し出して行く感じを持ちましょう。
ショットのテンポが少し早いです。プレーのテンポは早くて良いので、その分ボールを打つときに一二度素振りをするとかショットのリズムを緩やかにしましょう。(ボールのところに行くまでに思考を整えておく)
2)Bさん
スイングはゆっくりでカみもみられずにとても良いと思います。
グリーン上において、パターの時バックスイングをひょいと上に持ち上げる傾向が見受けられますので、アウトサイドに上がりやすく、インパクトが狂いがちです。アプローチも同じく手で上げていますので、パター、アプローチとも体でスイングしましょう。
3)Cさん
ティーショット時のアドレスの取り方に気をつけましょう。
今までの経験から、右に出したくない、左に出したくないとの気持ちから、腕が振られなくなって、スイングが小さくなりミスショットにつながっています。
右サイドを向いたらしっかり右サイドに、左を向いたらしっかり左サイドに振って行く気持ちを持ちましょう。
4)Dさん
ラウンドにおいてのリズムとペースの取り方に注意しましょう。
ミスショットが出てくるとテンポが速くなる傾向が見受けられます。
そこからどうしても左右の体重移動が、上下への動きに変わりミスショットを誘発させています。
バックスイング時しっかり右サイドの体重移動しましょう。
5)Eさん
スイングは力強くて良いです。まだ腕に頼るスイングになっているので、もっと体をしっかり使ったスイングを心がけましょう。
これにはもう少し練習場でのスイング作りが必要です。
6)Fさん
コースに出て、飛距離が足りないのは、やはりスイングが小さくなっている事が原因だと思います。
ヘッドをボールに合わせに行き、インパクト後のフォロースルーを腕で左方向に引いてしまっています。
コースに出たら、ボールを打ち出す方向にヘッドを思い切り出すように心がけグリップが常に胸の前にあるように心がけましょう。
アプローチも素振りに時には良いのですが、実際打つときにどうしても腕と手首を使ってしまっています。
練習場で、ウエッジを使って、インサイドアウト軌道、アウトサイドイン軌道の両方のショットの練習しましょう。
7)Gさん
いつもよりスイングにメリハリが無くボールに合わせに行くスイングに見受けられました。(シャンクしているショットがまさにその通りでした。)
インパクトを意識して、左腰あたりで、ヘッドを止める感じでパンチショットの練習を取り入れましょう。
総括:
皆さん言える事ですが、やはりコースに出ると距離が欲しいためか、どうしても腕を使ったスイングになっています。距離は結果であって、まずは普通のスイングを心がけることです。
力みがなくなったスイングが結果距離も生みますし、ボールも曲がりません。
別にクラブ番手を上げてスイングをゆっくりなどと考える必要はありませんので、それよりも持っているクラブでしっかりと体で振り切るスイングを心がけましょう。
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ひよっこゴルフでは,もっとゴルフが楽しくなる,好きになるイベントを目指して参ります。
皆さんのご参加をお待ちしております。