
北京日本倶楽部 文化交流委員会主催
イベント名:中国ワイン講座 第4回「皇帝も愛した山西省のワイン~歴史と革新が交わる味わい~」
講師:劉丁氏(WSET®上級認定資格保持者)
ゲスト:付長敏 氏(珀酒庄/山西)
場所:北京日本倶楽部図書室(長富宮弁公楼1F)
参加者:15名(定員16名/1名欠席)

今回の「中国ワイン講座」第4回は、歴史と革新が交わる山西省のワインに焦点を当てました。岸珀酒庄よりお越しいただいた付先生より、古代より皇帝に愛された山西ワインの歴史的意義と、現代における高い評価について詳しくご解説いただきました。

講座の前半では、山西がワイン造りに適した「北緯37度線」上に位置し、気候や土壌がもたらす恵みについて学びました。特に、長い歴史と豊富な経験が蓄積された山西ワインが、国内外の数々の賞を受賞し、高い評価を得ている背景について深く掘り下げました。さらに、ワイン初心者の方にも気軽に参加いただけるよう、1本100元未満で質の高い入門ワインも多数ラインナップされている点もご紹介いただきました。

後半では、岸珀酒庄が誇る6種類のワインのテイスティングを行いました。同じ土地で育まれたフルーツトマトを使用したトマトジュースも試飲させていただき、参加者からは「ワインもトマトジュースも購入したい」という声が多数あがるなど、産地の魅力を五感で味わう貴重な機会となりました。テイスティングに先立ち、講師の劉丁氏より「ワイングラスの種類と取り扱い方法について」のミニレクチャーが行われ、グラスの形状が香りや味わいに与える影響や、適切なグラスの選定・取扱いの重要性を学ぶことができ、より深みのあるテイスティング体験となりました。
**※運営側より会員の皆様へ**
毎回、質の高いワインをご紹介いただいており、講座にご参加いただけなかった方にも、ご紹介したワインの購入や、北京にあるワイナリーサロンでの試飲会・食事会を通じて、その魅力を体験していただくことが可能です。特定のワインやワイナリーについての詳細や紹介をご希望の方は、お気軽に事務局までお問い合わせください。
「中国ワイン講座」は、引き続き中国各地の個性豊かなワインをご紹介してまいります。今後の講座にご興味をお持ちの方は、ぜひ事務局までお気軽にお問い合わせください。
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