みどり先生のペン字教室(第2回)を開催しました

2021-03-04

2020年9月6日(日)、「みどり先生のペン字教室」を開催しました。8月に続く2回目の開催。前回は自分の名前を中心に漢字の書き方を学びましたが、今回は「ひらがな」です。12名が参加。1時間半、熱心に耳を傾けペンを動かしました。
まずは、仮名の歴史から。奈良時代に書かれていた万葉仮名は漢字の音を借りて日本語に当てたもので、平安時代に漢字から仮名が生み出されます。ひらがなの元の漢字を知ることは、字を正しく書く上でも極めて重要。例えば「な」の4画目はマスの中心に来ていなければなりません。元の漢字が「奈」であるからです。また、「す」は「寸」であり、丸を書いた後の払いが上の縦画よりも右側に来てはおかしいです。「ま」の横画2 本は上を長く。元 の漢字が「末」であり「未」ではないからです。
このほか、縦長に書くべき字、横長に書くべき字、ハネの向き、線の反るべき方向、2本線の間隔などなど、ひらがなを正しくきれいに書くポイントを学びました。「の」の左側と右側の空間のバランスはどうあるべきかなどということも…。
参加者からは、「ひらがなを書くポイントと自分のくせが分かり勉強になった」「自分の悪いところを直してもらえてよかった」「知らなかったことが沢山あった」「自分の字の癖を指摘してもらいよく分かった」などの声が聞かれ、皆さん有意義な時間を過ごすことが出来たようです。「時間が短く、進度が早かった」とのご意見も聞かれました。本教室は入門編。これをきっかけに、字を学ぶ機会を作っていただければ幸いです。
今回も充実した時間を過ごすことが出来ました。みどり先生、ありがとうございました。

(企画委員会、女性委員会、文化交流委員会)

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