星星雨教育研究所訪問記2012年3月7日

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2012年3月7日(水)、事務局と新旧婦人委員11名は、1993年3月に設立された、民営の中国初の自閉症児研究施設「星星雨研究所」を訪問しました。日本人会の支援の歴史は古く、約14年前の婦人部(現婦人委員会)の訪問時の写真も星星雨に飾ってあります。

「星星雨」では中国全土から集まって来た自閉症児やその家族が社会生活をスムーズに送れることを目的に、11週間、特色ある訓練・育成を行っています。現在11名の先生が8つのクラスに分かれ、児童50名とその親御さんの指導をしています。中国では社会的保護・福利厚生がまだ整備されておらず、これら訓練にかかる費用はすべて自己負担です。また、この教育を受けるには、学費9600元、施設までの往復の旅費が必要です。

中国には100万人以上の自閉症の子供がいますが、このような訓練を受けている児童は、全体の2割程度にすぎないということです。「星星雨」では、入学するのに1年待ちの状態です。
尚、今回の訪問では、屋内での活動に使う運動マット、コクヨさんのコピー用紙などを寄付致しました。今後もこの活動へのご理解ご協力をお願いいたします。
星星雨ご紹介HP  http://www.guduzh.org.cn/

★★ 映画「海洋天堂」の脚本のもとになったのは、「星星雨研究所」! ★★
国際的アクションスター ジェット・リー(Jetli/李連杰)が脚本に涙し、ノーギャラでの出演を熱望した映画『海洋天堂』は、余命わずかと知った父親が、自分が死んでも自閉症の一人息子が自立できるよう奮闘する物語です。監督はシュエ・シャオルー(薛暁路)、主題歌はジェイ・チョウの『説了再見』、音楽は久石譲、撮影はクリストファー・ドイルが担当。中国・香港・台湾・シンガポール・マレーシアでは既に公開され、いくつかの国際映画祭でも上映されています。

シャオルー監督は、1995年から週2回、自閉症児の身の回りの世話から、食器洗いなどのボランティア活動をこの「星星雨」で続けています。多くの自閉症児の保護者は一人っ子であり、親亡き後残される子供への心配は切実な問題です。シャオルーは、この現状に理解を深めて欲しいという想いから、本作の脚本を執筆したそうです。